2019-03-19 20 終わりから数えて、 20回目の青 凍てついた手もやわらかくなった 世界を変えることと視界を変えること、 どちらが正しくてどちらが命を奪う 風が悪い存在 永遠を追い続けたって意味がない 深い霧に甘える精神と、 渚のそばでうずくまっていたい 変わっていくものすべてを未読無視 虚構こそが本当の自分だと気付いたとき、 人と手を繋ぐことを諦めた あらゆるものの色素が薄い 息を吸うことすらままならない 不恰好な鏡だけがそこに鎮座している