日記
思考をこねてこねてこねてこねてこねてパンにした
もうどうしようもないところまできて一年半経った
わたしの泣き顔はもはやぬいぐるみしか見てくれない
薄暗い道を通る時、誰かが刺してくれないかワクワクする
エンジンをかけたままの助手席に座ってる時、誰かが運転席に乗ってこないかワクワクする
市役所に行って自分の死亡届を出した
生きてるじゃん笑笑って言われたから街ごと燃やした
牛乳を啜ってクソつまんない幸せ物語のドラマを観る
笑ってんじゃねえよ
人を殺すことがよくないとか知らない
それは人が決めたことでわたしが賛同したわけでもない
運良くわたしには凶器を持つ手がある
引き金を引く指がある
この世に誰にも愛情を向けることができない人間がいたとしよう
その人間が人を殺す
どこが悪い?
その人間に愛情を注ぎ、愛とは何かを説かなかった他の人間が悪いかもしれない
産まれるべきではない先天的に悪質な人間もいますが
無関係な人間を巻き込むなという意見
ではあなたは無関係な人間が殺されたニュースが流れた時涙を流しますか
親類だから悲しい 悔しい 憎い
それがわからない
わたしは誰が死んでも悲しいし嬉しい
わたしは誰が産まれても嬉しいし悲しい
それがどうしたって話ですけどまあ結論何もないです
みなさんが笑って暮らしてくれればそれでいい
これ以上誰も死なないといいね